「Delhi Metro」工事現場へ潜入!!
 去る8月26日婦人部広報班はAB班の二班に別れ、現在着々と進行中のデリーメトロプロジェクト見学へ行って参りました。熊谷組の芳川さん、清水建設の大石さんにご案内頂き、穴掘中のトンネルへ潜入。急な階段にめまいがしそうでした。ワーカーの方々は延べ5000人程で、作業員応募者には順次、木工や機械技術のテストを行っています。工事は24時間体制で進んでいます。工事現場は整頓されており、かつ清潔で、蚊やハエは見かけませんでした。さすがに世界でもトップレベルのプロジェクトです。お話によると、このような大規模な工事はかつてインド国内であまり行われたことが無いため、技術面の指導でご苦労が多いそうです。

 時の流れがゆったりとした・・、時間の観念がルーズ・・、インデイアンデイレイ・・などと、良しにつけ悪しきにつけ話題に上ることが多いのが、インドでの時間の問題。インドの大都市は交通網が十分に整備されておらず、デリーのように交通渋滞が慢性的です。人々は目的地への到着時間を予測することもできないため、相手に対しても時間内到着を期待しなくなり、また自らも相手から期待されず、このような悪循環がインド社会にはびこる時間的ルーズさを増長する一要因になっているとも考えられます。

 そこに登場するのがこのメトロです。時間通りのタイムテーブルを持つことが可能であり、且つ大量の輸送力。日本では当たり前である「オンタイムに到着出来る」ということが、ここインドでは不思議に感じられるかもしれません。タイムテーブルが十分に機能することこそ先進国の証明であり、時間厳守の観念は社会の発展にも必要不可欠です。メトロが人々の生活のみならず、意識をも少し変えてくれるかもしれません。

 メトロプロジェクトがデリーにもたらす成果は、インドにおいて最も重要なものの一つになるはずです。メトロが完成しデリー市内を駆け抜ける時、日本の技術力がいかなるものかデリー市民ならびにインド人にもよくわかることでしょう。
A班

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