| 犬の検疫体験談 |
インド駐在歴2年半。なのに、私の英語理解能力には限界があるのか 未だに“Maybe”と“Guess”が必須の英語での会話。そんな私も今年は帰任の年。我が家には犬がいる。帰国の際には、日本に連れて帰る予定だが、今年6月より日本の犬の輸入システムが変わるらしい。忙しい年になりそうだ。2月のある日、家のオーナーより、「お宅の犬がやかましい。」との苦情。犬の輸入検疫が旧システムのうちに連れて帰ろう。ここから我が家の愛犬は、トラブルメーカーとなったのだった。
2月28日 動物検疫所 成田支所へTELにて確認。
Q:3月22日の一時帰国に犬を連れて帰れるか?
A:規定では、日本到着の40日前までに輸入届出の必要あり。届出を出してみたらどうか。受け入れまでに日にちがないけれど、空きがあれば可能かもしれない。
FAXにて“狂犬病予防法及び家畜伝染病予防法に基ずく犬の輸入に関する届出書”(2枚組み)送信
3月上旬 検疫所からの返事が待ちきれずTELにて確認。
A:規定外(日にちが40日未満)の為却下。
3月の一時帰国で犬を連れて帰る夢は叶わなかった。急いで、マイクロチップを装着しなければ・・・。でも、私は英語が苦手。そうだ、子供の英語の家庭教師に頼もう。
3月8日 インターネットで調べると、マイクロチップに規格があるらしい。現時点では、まだここまでしか進んでいない。想像以上に時間がかかる。まだまだやる事はたくさんあるし、それがスムーズにいくとは思えない。私は、時々我が家のトラブルメーカー(以前 愛犬)をジロッと睨んでしまう。
ISO規格(11784及び11875)掛かりつけの病院(NITI BAGH PET CLINIC DR.RANA)に電話で確認。ラッキーなことに、この病院で装着できるらしい。明日装着できるよう予約を入れてもらった。(もちろん、英語の先生が)が、その時「彼女は英語に問題があるんだ。よろしく頼みます。」と言っているのを聞き逃さなかった。この日の子供の英語のレッスンは、“犬の検疫について<Without children>”子供の英語の伸び悩みは、私に責任があるらしい。
3月9日 ついにマイクロチップ装着。そして、1回目の狂犬病の予防注射も済ませた。
1回目を摂種後、30日あけて2回目を接種。それから、狂犬病に対する抗体価を検査しなければならない。採血日から180日以上インドで待機しなければならない。新システムについて、知っていることを知っている単語で何度も何度も説明。DR.RANAはとても優しい先生で、「You…ask…laboratory」と3回も繰り返し、紙にまで書いてくださった。抗体価をどこで検査できるか確認しなさいという事らしい。英語に問題のある私のせいで、DR.RANAの診療時間はだいぶつぶされてしまった。すみません。
3月23日 一時帰国で成田空港に到着。“犬等の新しい検疫制度における農林水産大臣が指定する検査施設”一覧表を入手。アジアでは、検査施設はまだ日本だけだが、これから増えていくとのこと。怠惰な私は、せっかく入手した一覧表を下調べすることはなかった。
4月21日 2回目の狂犬病予防接種。抗体価の検査施設の一覧表をみながら、「今日採血してこの研究に送って下さい。」と頼んだが、答えは「NO」「どうやって送るのか?」「血清か血液か?」分からない事が多すぎる。その晩インターネットで調べたら、いろいろな事が判明。もっと早く調べておくべきだった。
抗体検査は(必要な機材申し込み→採血→送付)の手順で行う
・ この時点でマイクロチップ購入可。
・ 血液ではなく血清を送る。
・ マイクロチップ読み取り機が必要。
・ 血清は、三重包装で送付。など・・・
4月22日 今日は子供の英語のレッスン日。またまた、先生をつかまえて、DR.RANAにTELで確認してもらった。
Q:このクリニックで血清採血可能か?
A:DRが採血し、別の施設で血清にすることが可能。
Q:インド国内にマイクロチップ読み取りきがあるのか?借りる事はできるか?
A:インドにも読み取り機はあるが日本から借りたほうが無難。
この日も長い間、DR.RANAと英語の先生は電話で会話されていた。まず、私の説明を英語の先生がどこまで正しく理解してくれているのか。この時点でかなり時間が、費やされる。
そして、DR.RANAもこの新システムについてあまりご存知ではない。時間を費やしている割には、事が進んでいない気がする。この日の子供の英語のレッスンは、“犬の血清の送り方、、、”娘の英語の成績が下がったら、私のせいだ。
4月25日 “狂犬病抗体検査用機材申込書”をFAXにて送信。私が申し込んだものは、、、。
・ マイクロチップ1ケ(装着済みのマイクロチップが、規格外の時のため)
・ 血清容器2ケ(必要個数は1個だがインドの血液を血清にする施設は日本ほど良くないので、Dr.RANAがレベルの差を懸念されていた。)
・ マイクロチップ読み取り機1ケ(使用料3000円+保証料30、000円、6ヶ月以内に返還すれば、保証料は返金される)
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