鳥インフルエンザにご注意
インドでもとうとう鳥インフルエンザが発生したんですって?どうしたらいいの〜?
あわててパニックになってはいけません。
大使館領事部のご厚意で、2月28日に開催された鳥インフルエンザ説明会配付資料「鳥インフルエンザに関するQ&A」(2006年2月24日付)を転載させていただきましたので、ご参考になさってくださいね!
鳥インフルエンザに関するQ&A

2006年2月24日
在インド日本国大使館

【鳥インフルエンザ予防のための基本的対策】
1. 石鹸による手洗い、うがいを励行する
2. 生きた鶏を取り扱う市場や、養鶏場には近づかない
3. 死んだ鳥や病気の鳥に手を触れたりしない
4. 鶏肉や卵を食べる時は十分加熱(中心温度が70度以上)・調理されたものにする
5. 通常(季節性)のインフルエンザの予防接種を受ける
6. 体調を崩さないよう、健康管理に十分気をつける
問1 鳥インフルエンザはどのようにして鳥の間に感染が広がるのですか?

答:鳥インフルエンザに感染した鳥との接触やウイルスを含んだ唾液や排泄された便などに触れることによって、感染しやすい鳥に感染すると考えられます。国内に生息している鳥の場合、鳥インフルエンザに感染している渡り鳥等の水鳥との直接的接触で感染したり、感染した鶏に汚染された鳥籠や水、餌等に接触することでも感染する可能性があると考えられます。

問2 鳥インフルエンザがヒトに感染する場合、どのような経路で感染するのですか?

答:現在までの事例で見ると、鳥インフルエンザに感染した鳥との日常的あるいは濃厚な接触(鳥の羽を毟ったり、屠殺したり、死んだ鳥の処分や防疫業務に携わる等)が感染の原因と考えられています。一般的には、ヒトが鳥インフルエンザ・ウイルスの感染を受けるのは、病鳥と近距離で接触した場合や、それらの内臓や排泄物等に直接接触するなどした場合が多いようです。また、鳥の間で感染が爆発的に広がった場合には感染の危険性は高まると考えられますが、現時点ではヒトからヒトへの感染の実例は殆ど報告されていません。

問3 インドで鳥インフルエンザの発生が確認されましたが、鶏肉や卵は食べてもよいのでしょうか?

答:鳥インフルエンザに関しては、現在まで鶏肉や鶏卵を食べることによってヒトに感染した事例の報告はありませんが、十分に注意することをお勧めします。特に、予防的観点からは、ウイルスは熱に弱いことから、鶏肉及び卵は十分加熱・調理(中心温度70度以上、赤身が残っていたりしない)されたものだけを食べるようにして下さい。タンドリー・チキンなどは鶏肉の内部まできちんと火が通っていない可能性も排除できませんので、当面食するのを控えるのが賢明です。また、卵の場合、鳥の糞などに接触しないためにも、調理する前に必ず殻を十分洗浄して下さい。また、当地で生卵から作られたマヨネーズ、ケーキ、ドレッシング等を食べることは念のため避けるべきです。

問4 鶏肉以外の豚やマトンは安全なのでしょうか?

答:豚なども感染した鳥の糞等に接触した場合、鳥インフルエンザに感染することがありますので、当地の豚などを食する場合には、鶏肉同様十分加熱・調理するようにして下さい。

問5 生きた鶏を扱う市場には行かない方が良いとのことですが、鶏肉を買うにはどうしたら良いでしょうか?

答:マハラシュトラ州以外の州でも鳥への感染の疑いが払拭されていない現段階では、既に調理用に加工済みで、ビニール・パック等できちんと包装され、かつ冷蔵庫に保管の上販売されているマーケット等で購入することを是非お勧めします。この場合でも、十分加熱・調理する必要があります。

問6 今回の鳥インフルエンザの発生より数ヶ月前に冷凍してある鶏肉があるのですが安全でしょうか?

答:鳥インフルエンザ・ウイルスは熱には弱いものの、冷凍状態でも数ヶ月は生きているといわれていますので、十分加熱・調理をする必要があります。

問7 鳥を調理した後のまな板等台所用品はどのように洗ったら安全ですか?

答:鳥インフルエンザ・ウイルスは殆どの洗剤(石鹸や中性洗剤)に弱く容易に死滅しますので、調理後はきちんと洗って下さい。なお、調理する際、他の食材と生の鶏肉や肉汁が触れないよう十分気をつける必要があります。

問8 家のベランダに毎日鳩がやって来ますが、鳩は安全なのでしょうか?

答:鳥インフルエンザに感染した鳥やその糞などと接触した場合には鳩や野鳥も感染する可能性がありますので、安全とは言い切れません。ベランダに鳩の糞や羽が落ちているような場合には、使用人などにきちんと掃除させ、その後手洗いとうがいを徹底させて下さい。

問9 家でペットのインコを飼っていますが、そのまま飼っていても大丈夫でしょうか?

答:インド国内で鳥インフルエンザが発生したからと言って、これまでペットとして家庭等で飼われていた鳥が直ちに危険になるということはないと考えられますが、ペットの鳥を野鳥に接触させない、野鳥の糞などがペットの鳥の水や餌を汚染しないように気をつける、鳥の様子を毎日観察し、異常が見られたらすぐに動物病院で受診するなどに心掛けて下さい。また、餌を口移しで与えたりするのは鳥インフルエンザのみならず、衛生面でも避けた方が良いと思います。なお、不安のため飼っている鳥を公園などに捨てることは、逆に水鳥や野鳥などとの接触の機会を増やし、鳥インフルエンザの発生や蔓延に繋がりかねませんので、厳に慎むべきです。

問10 子供が動物園に行っても大丈夫でしょうか?

答:鳥類のケージに近づかない、水鳥などに餌を与えたりして接触しないのであれば、基本的には大丈夫と思われますが、インドにおける鳥インフルエンザの感染実態が判明するまでは控えた方が賢明だと思われます。

問11 鳥の糞が浮いているような屋外のプール等で泳いでも安全でしょうか?

答:屋外のプールの場合、野鳥が水浴びをしたり、プールの中や表面に糞が浮いていたりするケースが見受けられます。ホテル等のプールは消毒などの処置がきちんとなされているとは思いますが、糞などによる汚染の程度にもよるとはいえ、当面は控えた方が安全だと思われます。

問12 鳥インフルエンザが発生した地域には旅行はできないのでしょうか?

答:上記の通り、鳥インフルエンザへのヒトへの感染は、日常的あるいは密接な感染鳥への接触が原因と考えられていますので、鳥インフルエンザ・ウイルスの発生を理由にその土地への旅行を自粛したり中止したりする必要はないと思われますが、特に必要がない場合には不用意または無警戒に流行地の生きた鳥のいる施設等には近づかないことが必要です。

問13 現時点で会社として取るべき措置は何が考えられますか?

答:鳥インフルエンザの発生はありましたが、インドでは現在までヒトへの感染が確認されていませんので、パニックにならず落ち着いて対応して下さい。検討すべきことは、社員(現地スタッフを含む)、家族、自宅使用人が風邪やインフルエンザにならないよう日常的に健康状態を保つとともに、上記予防策を徹底させることです。また、当館からの情報提供も含め、常に最新の情報の収集に努め、要すれば本邦の本社との間で対応策を協議することをお勧めします。

問14 インドでタミフルは手に入るのでしょうか?

答:タミフル(リン酸オセルタミビル)は、もともとA型またはB型インフルエンザの治療及びその予防のために医師の処方により投薬される「処方薬」で、一般の薬局等では手に入りません。また、インド政府が備蓄をしているようですが十分な量があるわけではなく、その配布も国立病院のみに限られています。

問15 今までインド政府はどのような対策を取ったのですか?

答:先日案内しました通り、インド政府は2月8日に鳥インフルエンザに対応するためにインド国内55ヶ所(デリーでは8ヶ所)の指定病院を発表しましたが、当館の調査では実際の設備等の対応は遅れがちのようです。今回のマハラシュトラ州での鳥インフルエンザ発生に関しては、現地州政府を支援するため速やかに緊急対応チームを防疫関係資材とともに派遣、感染地域の鶏の殺処分、住民のサーベイランス、ヒト及び鳥の検体検査等を実施しています。幸い、現在までのところヒトへの感染は確認されておりません。

問16 大使館ではどのような対策を講じているのですか?

答:当館では、昨年11月初旬に皆様にお知らせしました通り、政府関係機関との連絡調整、
関連情報の収集、在留邦人の皆さんへの広報等を担当する館員からなる「鳥インフルエンザ対応チーム」を既に設置して活動して参りました。今回のインドでの鳥インフルエンザ発生を受け、その体制を更に強化し、今まで以上に我が国外務省、在印各総領事館、印政府関係諸機関などとの連絡を密にしつつ、情報発信の拡充を含め在留邦人の皆様の安全確保のための努力を一層強化していきたいと考えています。
鳥インフルエンザに関するご質問、ご相談は当館領事班にご連絡下さい。

在インド日本国大使館(代表)пF2687−6564
領事班 (内線:134 or 147)
1.鳥インフルエンザ情報の収集に有益なホームページ

(1)WHOホームページ
  http://www.who.int/csr/disease/avian_influenza/en/

(2)国立感染症研究所感染症情報センター・ホームページ(WHOの和訳分掲載)
  http://idsc.nih.go.jp/disease/avian_influenza/index.html

(3)インド保健家族福祉省ホームページ
  http://www.mohfw.nic.in

(4)厚生労働省検疫所ホームページ
  http://www.forth.go.jp/

(5)外務省海外安全ホームページ
  http://www.mofa.go.jp/anzen/

(6)当館ホームページ
  http://www.in.emb-japan.go.jp/default.html

2.インフルエンザ予防接種のできる病院(参考情報)

(1)Dr. Rajeev Seth(小児科)(グリーン・パーク) TEL:2652-7647
(2)アポロ病院(サリタ・ビハール) TEL:2692-5858
(3)マックス病院(パンチシーラ)  TEL:2649-9870

3.インフルエンザ対策用医療用マスク購入先(参考情報)
3M India Limited.
C-40, Okhla Industrial Area,
Phase II, Dayal Pottery Works Building
New Delhi - 110 020
(TEL) 2638-5607 (Mr. Bhambri: (mobile) 93-501-38292)

転載ここまで。

予防第一! パニックにならず、うがい・手洗いをする、鳥との濃厚接触を避ける、鶏肉・卵は中心温度70度以上に加熱調理する、通常のインフルエンザ予防接種を受ける、体調管理をしっかりする、など、基本的な予防対策を行うことが大切なんですね。適宜更新される大使館ホームページもこまめにチェックしましょう。

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